ジム・クレイマーのファンドにおける、1/24週のトレード情報をお届けします。
新規購入:ディズニー(DIS) & ハネウェル(HON)
ジム・クレイマーは、ディズニー(DIS)を約136.46ドルで75株購入する予定です。さらに、ハネウェル(HON)を25株、およそ199.59ドルで取得することを検討しています。 取引が完了すると、ディズニーを725株、ハネウェルを575株所有することになります。この購入により、ポートフォリオにおけるDISのウェイトは約2.3%から約2.55%に、HONのウェイトは約2.84%から2.96%に増加することになります。
売却:ウォルマート(WMT)
木曜日には、ウォルマート(WMT)株の一部を売却し、約4万ドルの現金を調達しました。金曜日の前半には、その約半分をボシュ・ヘルス (BHC) とシスコ・システムズ (CSCO) の購入に充てました。
ディズニー(DIS)をなぜ購入したのか?
Netflix(NFLX)の直近の決算発表後、投資家は、Netflixの加入者増の見通しが甘く、Disney+にも同じことが起こるかもしれないと考え、Disneyに圧力がかかり、この動きは、ここ数週間で見られた市場全体の下落によってさらに悪化したと思われます。ディズニーは2020年と2021年のかなりの期間、加入者数で取引されていたため、もしこれらの数字が期待通りに成長しないなら、それは売られなければならないという考えをジム・クレイマーは理解しています。
しかし、ジム・クレイマーは、その物語は、Netflixとディズニーの間の主要な違いを考慮していないと思います。 まず、ディズニーはストリーミングプラットフォーム以上の存在であり、ストリーミング以外のビジネスは、まさに経済がオンラインに戻ったときに所有したいタイプのビジネスです。クルーズやテーマパークなどのビジネス、体験型のエンターテイメント提供は、長居をした人々がいずれCovidが緩和したときに群がるでしょう。 ディズニーのメディアコンテンツと体験型エンターテインメントを組み合わせることで、ディズニーは、人々が外出することで利益を得るビジネスを持っているだけでなく、エンゲージメントとユーザーの収益性を高めるためにこの分野で他の企業が活用できない、非常に強力なフライホイールを手にすることができるのです。
とはいえ、Disney+が国際的に拡大し、今年中に中欧、中東、南アフリカなど50カ国以上での展開が予定されていることから、ストリーミングプラットフォームは今年も大きな成長を遂げるものと思われます。 これらの短期的な触媒(体験型エンターテインメントへの需要とDisney+の国際的な拡大)、フライホイール、および次の四半期に起こりうる短期的な加入者の不調に関する打撃の大部分をすでに受けていると考えられる事実を考えると、〜18%低く取引されているため、エクスポージャーの増加と総合コストベースの削減の機会を得ています。
ハネウェル(HON)をなぜ購入したのか?
ハネウェルに関しては、株価は過去 1 年ほどほとんど停滞していますが、経営陣は同社を旧来の産業用機器から、いくつかの非常に魅力的な最終市場に参入するソフトウェア産業へと移行させるべく熱心に取り組んでおり、基礎となる事業は依然として産業分野で最も強力なものの 1 つです。ハネウェルは、顧客の業務のデジタル化、ダウンタイムの削減、効率性の向上を支援するハネウェル・フォージなどの産業向けSaaS(サービスとしてのソフトウェア)に加え、売上の約3分の1を航空宇宙市場から得ており、景気の回復、空の旅の回復、航空会社が再び投資を増やし始めるという循環触媒を我々に提供しています。また、2022年には、顧客基盤による設備投資や営業投資の増加を支えるため、原油価格の上昇の恩恵も期待できます。
もちろん、化石燃料からの脱却はハネウェルにとって痛手ではありません。同社は、持続可能性を高める取り組みを行う顧客からの需要増に対応するソリューションも提供しているからです。 ハネウェルは、強力で成長する最終市場に加えて、株主への資本還元、買収、有機的成長投資に対して十分な余力を持ち、非常に健全なバランスシートを維持しています。また、2022年はサプライチェーンの逆風が緩和され、旺盛な需要が見込まれる年になると思われるため、踏み込みたいと考え、選びました。
YouTube/Twitterやっています
ブログはYouTubeで伝えきれなかったニュース・個別株情報を発信しています。
YouTubeでは「より希少な情報」を、Twitterでは「速報性のある情報」を発信しておりますので、フォロー・登録よろしくお願いいたします。