Unity Software(NYSE:U)の株価は、2021年度第4四半期の売上高が、ウォール街が予想していた2億9550万ドルに対して3億1590万ドルと大きく上回り、プロフォーマ損失も予想より小さく、1株あたりわずか0.05ドルとなったことを受けて、金曜日に18.5%も急騰しました。
投資家たちは、この売上高の伸びを喜んでおり、Unity Software(NYSE:U)が四半期で損失を出したことに少しも動揺していません。実際、一般に認められた会計原則(GAAP)に従って計算すると、Unity Software(NYSE:U)の第4四半期の損失は0.05ドルではなく、1株当たり0.56ドルであり、1年前の損失より81%も多くなっていたのです。
Unity Software(NYSE:U)は買うに足るものなのか?
特に、経営陣の今期見通しには満足しているようです。実際の利益は望み薄のようですが、経営陣は現在進行中の2022年第1四半期と2022年通年の両方で、収益が34%から36%急増すると予測しています。これは四半期で3億1500万ドルから3億2000万ドル、通年で14億8000万ドルから15億ドルです。いずれの場合も、ウォール街の予測を大幅に上回る数字であり、Unity Software(NYSE:U)が第4四半期の売上高に続いて、年間を通じてビートを続けることを示唆しています。
しかし、それはユニティソフトウェアの株を買うに足るものなのでしょうか?
特に、収益性のない事業に対して、売上高の23.5倍(現在のUnity株の価格)といった倍率を支払うことには警戒感があります。そしてUnity Software(NYSE:U)の場合、S&P Global Market Intelligenceが調査したアナリストは、Unity Software(NYSE:U)が黒字化するのは2025年で、その時には1株当たり0.35ドルの利益が見込まれると予想しています。
彼らの言う通り、Unity Software(NYSE:U)の収益性が(遠い)地平線上にあると仮定しても、まだ3年先の収益に対して315倍の利益倍率になる計算です。つまり、現在の株価でUnity Software(NYSE:U)を買いと呼ぶのは非常にためらわれる財務状況です。しかし、今のところ多くの投資家がこの銘柄に大切なお金を預けているのも事実です。
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