金曜日に暴騰したNaked Brand Group(NAKD)の今後への期待発言

ミーム株

Naked Brand Group (NASDAQ:NAKD)の株価は金曜日に急騰し、27.1%もの上昇を記録しました。

アパレル小売企業である同社は、価値のある買収を求めており、株主に対して「天国のような相手を見つけたかもしれない」と語りました。

Naked Brand Group (NASDAQ:NAKD)に何が起きたのか?

8月20日に開催された同社の年次株主総会で、会長兼CEOのジャスティン・デイビス=ライスは、同社の実店舗事業であるBendon Groupの売却が完了し、Eコマースを中心とした事業への転換が完了したことを投資家に報告しました。また、同社は約2億7,000万ドルの現金と無借金の状態で、適切なM&A候補を探しています。

本日のプレスリリースで、デイビス・ライスは最新情報を発表し、次のように述べています。

「広範囲にわたる調査とデューデリジェンスの結果、クリーンテクノロジー分野で破壊的な機会を見つけたことを報告できることを嬉しく思っています。双方のデューデリジェンスは進んでおり、この事業統合が辛抱強い株主の皆様に報いることができると信じています。」 。しかし、彼はその会社の名前を明かしませんでした。

デイビス・ライスはその企業について、「特許取得済みの最先端の独自技術を持つマーケットリーダー」と説明し、環境・社会・ガバナンスへの投資を重視する株主にとって魅力的な企業であると確信しています。ただし、Naked Brand Group (NASDAQ:NAKD)は買収に向けて大きく前進しているものの、まだ契約書に署名していないため、保証は一切ないことも強調しています。

Naked Brand Group (NASDAQ:NAKD)の現状とこれから

Naked Brand Group (NASDAQ:NAKD)は、最近の「ミーム株」ブームの一部であり、WallStreetBets Redditコミュニティやその他のソーシャルメディアサイトに出入りする個人投資家のお気に入りとなっていることに留意する必要があります。そのため、誇張された動きや大きなボラティリティーにさらされています。

また、今回の発表や上昇理由がNaked Brand Group (NASDAQ:NAKD)の主要なeコマース事業ではなく、クリーンエネルギー分野の企業であることも興味深いと言えます。アパレルとクリーンエネルギーのような組み合わせがうまくいく可能性もありますが、全く異なる業界であることから、その内容により先行きが大きく左右されそうです。

本日の発表は、株主の皆様にとって良いニュースになる可能性がある一方で、投資家の皆様が先走ってしまっている可能性もあります。

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